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新改訳2017

 新しい翻訳の聖書が届いた。

 翻訳の中身が大事だから、その印象はじっくり読んでみて、であるが、とりあえず、手にとっての印象を。
 まずは、感慨深いという思いが第一だ。この翻訳のために取り組んできた人たちの労を見聞きしているので、ついに出たということに、静かな喜びを覚えている。
 持った感じとしては、ずっしりと重厚感を覚えたのだが、ただ、それは単なる印象だったようで、手元にある第三版と持ち比べてみると、さほど違いはない。ページ数がだいぶ増えたと聞いていたのだが、二つ並べて比べると、厚さに違いは感じられないので、持ち運びなどの点では、今までと同じと見ておけば良さそうだ。
 開いて、文字は、それほど大きくなったわけではないかな、と一瞬思ったのだが、これも単なる印象で、第三版と比べると、かなり大きくなっているし、字体が違うのだろう、はるかに読みやすくなっている。印刷の濃さも違えたのだろうか、文字がはっきり見えるので、これはなかなかに読みやすい。欄外注の文字も変わったので、ここは以前のものはどうにも読みづらかったので(老眼になっているので、だが)、今回はすっきりと読めるのがありがたい。
 ページ表記や箇所の表記の位置が変わって、開いた当初は特に気づかなかったのだが、ということは、違和感なしということだが、改めて見ると、実際に開く際には便利な位置になったと思う。
 用紙は、指に馴染みやすいように思う。これまでのものは薄くてつるつるしている印象だが、今回のものは少しざらつきがあって、でも、その方がページをめくりやすい。紙の色合いは、第三版よりも、さらに少し白が減ったかもしれない。目には優しいので、これも嬉しい変更だ。
 装丁のデザインは、なかなか重みがあって、私は好きである。もっとも、いずれ様々なタイプが出てくるのだろうから、もっと軽くて明るい印象のものも出したら良いだろうとは思う。まあ、紙製のカバーはいずれ劣化するものだから、ビニール装の馴染み方のほうが大事かもしれないが。一つ、思ったのは、紙カバーに記されている模様はなかなか風合い豊かなものなので、ビニール装に刻印するものも同じものであったらよかったのにな、とは思う。おそらく、作成上の技術的理由からだろうが、大幅に縮小したデザインになっているが、ちょっともったいない、とは思った。
 製本の出来については、これは聖書は日々開いて読むものであるから、とても大事なことなのだが、しばらく使い続けてみないと、何とも言えない。専門家なら、見ただけでもわかるもしれないが。ただ、以前のこともあるので、おそらくそうとうに慎重に対処していることだろう、とは思っている。
 ともかく、こうして新しい翻訳が出たということは、新たな思いで読み進めていく機会を手にしたと言うことなので、なかなかにワクワクさせられるものがある。ついつい、第三版と比較検討したくなるのだが、それはまあ、説教などのために開く際にしておいて、単純に、新しい翻訳だけで読んでいった方が、心楽しいものにはなりそうだ。

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